この方がRalph Fabriciusさん。
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お客様の問い合わせから弊社の名、連絡先、商品等を装った詐欺サイトが運営されていることが判明いたしました。 弊社での販売は ヤフオク、モバオク、楽天オークション内のみでの販売となります。ご注意ください。
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2011年6月アーカイブ
この方がRalph Fabriciusさん。
REDWING SHOE PLANT2
現在生産されているほとんどの物がこの工場。
タンナーから送られてきた革の裁断から始まる。
革の伸びる向きや、切り抜く配置、バンプに持ってくる位置などが決まっている。
これが決まっていることにより、どうしても革のムダがでる。
一頭から取れるブーツのパーツも3~4足分である。ただし、上手くその部分が取れた場合に限る。
金型の数もかなり多く、サイズやモデルによって異なる。
パターンを変えると型を変えなくてはならない。
トリプルステッチで縫われる部分もある。縫うことはフィッティングと呼ぶのだそう。
877の一番したの革は一周継はぎがないので特に頑丈に縫われるのだろう。
糸にはラテックスという生ゴムが染み込んであり、それが防水性を高める。
新品時に糸の周りに少しゴムっぽい物がついているのは、このラテックスである。
1920~50年頃のミシンを今も変わらず使用し続けている。
ポケットも付けてある。昔から変わらない物造りがある。
現在はモーターでミシンが回っているが、昔はベルトコンベアーだった。
吊り込み前のペコスの状態。
サイズによりハトメの数が変わる。
これが、吊り込みをしている工程。
内側のかかと付近から縫い始め、一周する。
USEDでウェルトに隙間が出てくるものがあるが、割れているのではなく、ここがつなぎ目であるためである。
このコルクが履き込むうちに、沈み、足に合ってくる。
工場内はメガネ無では入れない。
アウトソールはこのように削ってあるため、一つ一つ数ミリの誤差はでる。
ブーツのサイズ感を図るものさしにはならない。
ヒールを取り付けている。圧着する上、釘が打たれる。
現在日本で売られているほとんどのレッドウィングが、こうして、様々な人の手により完成する。
レッドウィングの自社タンナー。
自社タンナーを持っているブーツメーカーは他に聞いたことがない。
エンジニアなどで革の断面がグレーのものは、染色が染まりきっていないこの色であろう。
この時点で肉や毛などは削がれている。
入念に検品が行われ、血管の模様や傷、かぶれなどの部位に印がつけられていく。
グレード分けをされ、上位グレードのみがレッドウィングに使われる。
余談ではあるが、夏にさばかれる牛と冬さばかれる牛の場合、皮膚のかぶれなどの少ない冬の方がよい革がとれるようだ。
削りカスは2次加工される。この工程により革に色が染み込みやすくなる。
コンピューターにより、皮の重さなどで塗料の分量などが異なる。
ここでの分量は時代時代で変わっているため、オロラセットの色味の違いや、タンニン、シブの分量などにより硬い革になるかやわらかい革になるか変わってくるのであろう。
花や栗の木の皮などの粉である。かつおぶしに近い匂いがした。ここでベジタブルリターンされる。
温度が高すぎると革に影響がでるため注意されている。
おおよそ8時間、回る。防水レザーなどの特殊レザーは16時間かかる。
ここでの工程でそのあとの仕上がりに大きな影響がでてくるようだ。
ここでの作業はとても重労働なため、苛酷である。
この人たちは、エンボスレザーのブーツを履いていたが、おそらく防水加工されているのであろう。
この段階では、完全に乾かさず、最後はあくまで自然乾燥である。
この時点で、シワは伸ばされ、触った感触では半乾きであった。
この工程で柔らかさと、張りのある革になる。
オイルが均一になるよう薄い膜状で入れていく。触った感じではさらっとしているオイルだった。
レッドウィング8268の革でもある。バフがけされている様子。
PT91の頃に比べ、現在のものは毛足が短い。
これは、毛足の不揃いにより消費者に受け入れられにくくなり、毛足が短く均一にされたようだ。
こちらは、オロイジナル。875の革である。
オロイジナルが一番傷やシミが目立つので、上級グレードの中でも上級の物を使用するようだ。確かに、875、8179、8875を比べても875の革質が一番やわらかく上質な革が使われているのが分かる。
色を入れると傷などが目立ってくる部分もあるので、最終仕上げをする。
これはエンボス加工をする機械で、シルバーの色をしている部分に模様がついており、これに通すころにより型押しされる。
最後は自然光にて検品される。最終検品にて、入念な検品を通った革たちが、次の工場P2(プラント2)に送られる。丸めて送られるため、革に余分なシワがつかない。また、その日に裁断する革のみP2に持っていくので新鮮である。
これほどの工程を経てブーツの革が完成する。
工場内は意外にも綺麗で、清潔感がある。また、匂いも特に臭くなかった。
これだけの革の中からトップグレードのみを使用する。
昔の革と今の革では昔の方が良い革というのが日本では浸透しつつあるが、革は同じ革である。風合いや、エイジングの仕方に違いがあるのは事実でそれを好む人も多いが、現在でもレッドウィングは上級グレードの革を使用しているのは間違いない。
本社トイレにはこのようにコンクリートに工具が埋め込まれています。
一度は見てみたかった877です。
このブーツが一番初めのレッドウィングです。なぜスネ当てが付いていたのか?
レッドウィングに行ってきました。工場を見学させていただきました。
こちらがP1です。(プラント1)90年代の多くのモデルにP1という表記があるのはこの工場で造られたという意味です。現在は稼働しておりません。
本社のすぐ裏にミシシッピ川が流れています。
海外出張のため、お店はお休みいたします。
ご迷惑おかけします。
商品の発送は23日より発送いたします。
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